01 : 街中、大きな通り、溢れる人の向こうに貴方を見つけた。 ―――――――――――――――――――――――――― 沢山の人が行き交う路の上で、想う人に偶然出くわすなんて、どれだけの確率なのか。 私は、日常生活において、ばったり知人に出くわすなんて殆どありません。 同じマンションに住む同級生(10人近く居るはずなんですが)にすら会いません。 多分、行動範囲と活動時間が違う。 |
02 : それは、春の夜に散る花に似て ―――――――――――――――――――――――――― とても はかないものなのだと。 ”人の夢”と書いて”儚い”だなんて、昔の人はうまいこと考えたもんです。 |
03 : ぶらり温泉湯けむり旅情・事件編 09 : ぶらり温泉湯けむり旅情・解決編 ―――――――――――――――――――――――――― 真面目そうなの続きじゃアレかなと思って、息抜きに――って入れたんですけど、考えればコレも使い方によっちゃシリアスになりますね。 むしろ、04の『今日、晴れたら〜』の方がほのぼのっぽい。 |
04 :「今日、晴れたらどっか行こうって言ったよね?」 ―――――――――――――――――――――――――― 休日くらいゴロゴロしてたい父親と、折角の休みなので遠くに行きたい子ども。 もしくは、そう言って部屋に乗り込む幼馴染(少女)と、叩き起こされてぼやく少年。 そんなイメージ。 |
05 : 額づく聖者は、免罪符を手にして祈る。 ―――――――――――――――――――――――――― ちょっと他のと系統が違うのですが、当時は、こうしてサイトを分家させる程お題数が増えるとは考えもしなかったので、とりあえず思いついたのは入れとけー、と。 多分、考えにくいと思いますが、私はこういう宗教色の強いものは結構好きです。 そんな私は仏教系無宗教(日本人は、コレが一番多そう)。 |
06 : 繋いだ手、絡めた指を解く事が出来なくて。 ―――――――――――――――――――――――――― そんな離れ難い時間を、一度で良いから過ごしてみたいものです。 まず相手やね! |
07 : 見返りは求めず、報われる事も願わずに ―――――――――――――――――――――――――― 真実無償のものなど、この世には存在しない。 |
08 : 至福の場所・至福の時間・そうしてある今の幸福 ―――――――――――――――――――――――――― 至福 : 極めてしあわせなこと。至幸。 幸福 : 恵まれた状態にあって、不平を感じたり心配したりすることのないこと。 |
10 : でも、あんなにも温かくて穏やかな場所、私は知らない。 ―――――――――――――――――――――――――― だから焦がれて希う。 暗かったり、後ろ向きだったりする言葉も、結構好きなのかも知れない。 |