悲恋ものぽい10のお題

直後にアップした「恋するキモチ〜」よりも、考えやすかった。
やはり私は、こういうネガティブ系のヤツのが性に合っているのかもしれない。
多分、その内、その2とかその3とか出て来ると思います。

01 : 散華(さんげ)
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 恋をする=春が来る。
 恋の終わり=春の終わり=花が散る。

 本来の意味は、
 1 : 花を散布して仏に供養すること。
 2 : 法会の時に、梵唄の後にシキミの葉、あるいは花、また紙製の蓮華の花弁を散布すること。
 3 : (散華する、で)花のように散る意から、華々しく戦死すること。
02 : 罅割れ(ひびわれ)
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 割れる直前の、緊張感。
03 : 遠い声
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 呼ぶ声は届かず、呼ばれる声も聞こえず。
04 : 届かない
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 未だ、遠く。
05 : 逢えなくなる日が来るなんて、考えた事もなかった
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 そばにいるのが あたりまえすぎて。

 07 : やがて来る〜の方が先に思いついていて、それと被るかな、と思ったけど入れてみた。
 出会いと別れは表裏一体で、いつか必ずその日がやって来るということ。
 そういうのを常に考え続けて生きていくのは、とても悲しいことだと思う。
06 : 硝子細工の脆さ
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 これも、02 : 罅割れ とちょっと被るかなーと思いつつ。
 夜店で売ってるようなヤツは意外に丈夫だと思う。
 動物の形とかの。
07 : やがて来る別離の時に
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 その時は、何も残さず、微塵の希望さえ跡形も無く殺して。
08 : 諦めにも似た心
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 決して手に入らないものは必ずある。
 それを、どこで妥協してしまうか。
09 : 「――夢なら良かったのにな……」
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 そう思ったことがありますか?
10 : 最終宣告
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 もう二度と。
 もう決して。



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